クッション封筒とは?オリジナル印刷のメリットや業者選びのポイントを解説

2024/08/14

近年、ECサイトの利用増加に伴い、クッション封筒の需要が高まっています。クッション封筒は、中身への衝撃を和らげられるため、商品の梱包・発送に欠かせません。さらに、オリジナル印刷を施すことで、ブランディングやマーケティングにも役立ちます。本記事では、クッション封筒にオリジナル印刷をするメリットや業者選びのポイントを解説します。

クッション封筒とは?

クッション封筒とは、内側にエアークッションなどの緩衝材が付いた封筒のことです。
クッション封筒は、内側のクッション材が衝撃を吸収してくれるため、衝撃に弱い商品や壊れやすい商品を送る際の梱包材として使用されることが多いです。また、別途緩衝材を購入する必要がないので、梱包作業の手間を省け、コストの削減にもつながります。

クッション封筒への印刷方法3種

クッション封筒への印刷方法は、下記3種類です。

  • オフセット印刷
  • フレキソ印刷
  • デジタル印刷

オフセット印刷

オフセット印刷は、高い印刷品質と大量生産に適した印刷方法です。
この方法は細部まで鮮明に再現でき、色の再現性も高いため、非常に美しい仕上がりが実現できます。また、高速で大量の印刷物を生産できるため、コスト効率に優れています。さらに、さまざまな種類の用紙に対応でき、長時間の連続印刷でも品質が安定しているのが特徴です。

オフセット印刷は、印刷版の作成など初期設定にコストがかかるものの、大量印刷すれば1枚あたりのコストが低くなるため、商業印刷の分野で広く利用されています。

フレキソ印刷

フレキソ印刷は、パッケージやラベル印刷に主に用いられる印刷方法です。
この方法では、ゴムや樹脂でできた柔軟な版を使用し、インクを直接印刷物に転写します。
フレキソ印刷の特徴は、下記の通りです。

  • 高速かつ大量の印刷が可能で、コスト効率に優れている
  • インクが速乾性のため、印刷後すぐに次の工程に進める
  • 段ボール、フィルム、ホイル、紙など、多様な素材に対応できる
  • 食品パッケージや飲料のラベル、包装紙など、幅広い用途で活用されている
  • 水性インクを使用により、揮発性有機化合物(VOC)の排出を抑え、環境負荷を軽減できる

このようにフレキソ印刷は、高速性やコスト効率、多様な素材への対応、環境への配慮など、多くの特徴を持つ印刷方法です。クッション封筒の印刷方法として、大量生産が必要な場合や環境に配慮したい場合などに適しています。

デジタル印刷

デジタル印刷は、従来の印刷方法と異なり、版を必要としないため、迅速かつ柔軟な印刷が可能な方法です。
この方法は、デザインデータを直接プリンタに送信して印刷するため、短期間で納品しなければいけない場合や少量印刷したい場合に適しています。また、デザインの変更や修正が容易で、一枚ごとに異なる印刷ができるため、パーソナライズされた印刷物の制作も可能です。

さらに、色の再現性が高く、高品質な印刷物を提供できることから、ビジネス用途の名刺やパンフレット、カタログ、ポスターなど、さまざまな用途で利用されている方法です。

このようにデジタル印刷は、必要な分だけ印刷でき、無駄な在庫を減らせるため、オンデマンド印刷として知られています。ただし、デジタル印刷は、印刷版を使用しないため、オフセット印刷と比較すると、色の再現性などでは劣ってしまいます。

クッション封筒にオリジナル印刷をするメリット

Designer searching for perfect blue color for the project

クッション封筒にオリジナル印刷をするメリットは、下記の通りです。

  • ブランド認知度の向上が期待できる
  • プロフェッショナルな印象を与えられる
  • マーケティングツールとしての活用できる
  • 競合他社との差別化ができる

ブランド認知度の向上が期待できる

ロゴやブランドカラーをクッション封筒に印刷することで、受け取った人にブランドを強く印象付けられます。
ブランドロゴやカラーは、企業の顔であり、アイデンティティを表す重要な要素です。クッション封筒にこれらを印刷することで、受け取った瞬間から企業のブランドイメージを伝えられるでしょう。

また、オリジナル印刷されたクッション封筒は、視覚的なインパクトが強いため、受け取った人の印象に残りやすいです。
これにより、ブランドの認知度を高め、リピーターの獲得やブランドロイヤリティの向上が期待できます。

プロフェッショナルな印象を与えられる

クッション封筒にオリジナル印刷を施すことで、企業のプロフェッショナルなイメージを顧客に伝えられます。オリジナルや高級感のあるデザインを用いることで、企業の信頼性や専門性を強調でき、顧客に安心感を与えられます。

特に、高額な商品を送付する際には、商品の価値を損なわず、丁寧な対応をしているという印象を与えられるでしょう。
このようにオリジナル印刷されたクッション封筒は、単なる梱包材ではなく、企業の顔としても機能します。

マーケティングツールとしての活用できる

クッション封筒にオリジナル印刷を施すことで、単なる梱包材としてだけでなく、効果的なマーケティングツールとして活用できます。
例えば、現在開催中のキャンペーン情報や、ウェブサイトのURLなどを印刷することで、受け取った人に追加の情報を提供できます。

キャンペーン情報を印刷することで、受け取った人に特別感を与えられるでしょう。また、ウェブサイトのURLが印刷されていれば、受け取った人が商品やサービスについてより詳しく知りたいと思った際に、簡単にアクセスできます。

このようにクッション封筒は、マーケティングツールとして顧客との接点となる重要なアイテムです。

競合他社との差別化ができる

オリジナルのクッション封筒を印刷することで、他社製品との差別化が図れ、自社製品を際立たせられます。特に、同業他社が多い業界においては、差別化要素が重要です。
例えば、ロゴやブランドカラーを印刷することで、受け取った瞬間に自社製品であることを認識してもらえます。

また、キャッチコピーやイラストを用いることで、製品の特徴や魅力を直接的に伝えられるでしょう。さらに、高品質な印刷を施せば、鮮明で美しい仕上がりを実現でき、他社製品との差別化が図れます。オリジナルのクッション封筒で自社の強みや特徴を表現すれば、競合他社に埋もれることなく、自社製品の存在感を高められるでしょう。

オリジナル印刷ができるクッション封筒業者を選ぶポイント

オリジナル印刷ができるクッション封筒業務を選ぶポイントは、下記の通りです。

  • 印刷品質
  • 価格
  • 対応力

印刷品質

クッション封筒に印刷を依頼する際は、印刷品質を重視して業者を選びましょう。
美しく鮮明な印刷は、商品の価値を高め、顧客の信頼獲得につながります。印刷品質を確認するためには、サンプルを取り寄せて実物を確認したり、印刷見本で仕上がりイメージを事前に把握したりすることがおすすめです。

サンプルや見本で品質を確認する際は、下記をチェックしましょう。

  • インクのにじみや掠れ:印刷物の美しさに直結する
  • 版ズレと印刷位置:デザインの美しさと製品の印象に影響する
  • 印刷面の汚れや傷:製品の品質に直結する
  • 色味の再現性:デザインの印象を大きく左右する

上記内容を確認することで、高品質な印刷を提供できる業者を選びましょう。

価格

クッション封筒の印刷費用は、下記のような要因によって変動します。

要因内容
印刷枚数印刷枚数が多いほど1枚あたりの単価は下がる
印刷方式オフセット印刷は大量印刷に向いている
デジタル印刷は短期間の納品に向いている
封筒サイズ封筒のサイズが大きいほど、印刷費用は高くなる
印刷色数フルカラー印刷は印刷版の作成や印刷工程が複雑になるため、費用が高くなる
印刷版新規デザインの場合は印刷版の作成費用が必要
デザインによっては、印刷版の費用が高額になる場合もある
その他印刷方法によっては、データ代がかかる場合がある

印刷業者によって価格設定が異なるため、複数社から見積りを取るのがおすすめです。見積りを取る際は、印刷枚数、印刷方式、封筒のサイズ、印刷色数、版代など、必要な情報を提供してもらい、詳細な見積りを依頼しましょう。また、送料も含めて比較検討することで、トータルコストを把握できます。

対応力

対応力の高いクッション封筒の印刷業者を選ぶためには、下記のポイントを確認しましょう。

  • 問い合わせへの迅速な回答:問い合わせに対し、速やかに対応してくれるか
  • 印刷知識の豊富さ:印刷に関する専門的な質問や要望に的確に応えられるか
  • サンプルの有無 :印刷品質や封筒の質感、仕上がりなどを事前に確認できるか
  • 柔軟なオーダー対応:微調整や印刷色数の変更などの要望に応えられるか
  • アフターフォローの充実さ:不備の交換対応や、追加注文が柔軟にできるか

クッション封筒の印刷は、製品の品質や印象に直結する重要な要素です。対応力の高い印刷業者を選ぶことで、高品質なオリジナル印刷を実現し、製品の付加価値を高められるでしょう。

クッション封筒の印刷ならユニオンキャップがおすすめ

引用元:株式会社ユニオンキャップ

株式会社ユニオンキャップは日本初の一体型クッション封筒のメーカーです。
同社では、高い機能性と柔軟なオーダーメイド対応により、顧客のニーズに合わせた最適なクッション封筒印刷が可能です。

クッション封筒のオリジナル印刷をお考えの方は、ぜひユニオンキャップをご検討ください。

機能性ある材料が豊富

ユニオンキャップのクッション封筒は、機能性を重視しており、さまざまな用途に対応できるクッション材を取り揃えています。

例えば、電子部品などの静電気に敏感な製品を送る際には、静電気防止タイプのクッション材が最適です。このタイプは、静電気の発生を抑制し、製品を安全に保護します。また、薄型のクッション材は、書類や薄い製品の発送に適しています。薄型タイプは、通常のクッション封筒よりもスリムなため、コンパクトに梱包でき、送料の節約にもなります。

さらに、ハート型のクッション材は、ギフト商品の発送に最適です。可愛らしいハート型のクッション材は、贈り物をより一層華やかに演出し、ブランドイメージを高められるでしょう。

オリジナルのオーダーメイドができる

ユニオンキャップでは、クッション封筒をオリジナルでオーダーメイドできます。
お客様のニーズに合わせて、ロット数、紙の種類、カラー、サイズなどを自由に選択可能です。

項目内容
オーダーメイドのロット数1,000袋から依頼可能
小ロットにも対応可能
紙の種類とカラーお客様のお好みで選択可能
製品イメージに合わせた選択が可能
用途に応じた最適な紙を提案
サイズ口幅: 120~800mm
天地: 175~490mm
(フラップ部分を除く)5mm単位で設定可能
大きさや形状に合わせてサイズを作成可能
最適なサイズのため、配送料金の節約が可能

高いデザイン性と機能性を兼ね備えたクッション封筒で、製品の付加価値を高めましょう。

クッション封筒の依頼ならユニオンキャップ

本記事では、クッション封筒にオリジナル印刷をするメリットや業者選びのポイントを解説しました。
クッション封筒にオリジナル印刷をすることで、ブランドの認知度の向上やマーケティングツールとしての活用、競合他社との差別化などが期待できます。印刷業者選びでは、サンプルを取り寄せて品質を確認したり、オーダーに対する柔軟性を確認したりすることが重要です。

クッション封筒のオリジナル印刷をお考えの方は、ぜひユニオンキャップをご検討ください。

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