オリジナルクッション封筒は、通販やネット販売の商品を梱包・発送する際に重宝されています。既製品のクッション封筒とは異なり、自社のロゴやブランドイメージを封筒にデザインできるため、企業の認知度アップや商品の付加価値向上に役立ちます。本記事では、オリジナルクッション封筒のメリット、デザインのポイントを解説します。
オリジナルクッション封筒の需要
オリジナルクッション封筒の需要は、近年高まりを見せています。特にEC通販の普及に伴い、商品の発送用封筒にもこだわりを持つ企業を中心に増加傾向にあります。
オリジナルクッション封筒は、ブランディング強化や顧客満足度の向上につながる重要な施策の一つです。
オリジナルクッション封筒のメリット
オリジナルクッション封筒のメリットは、下記の通りです。
- 企業のブランディング強化
- 商品の付加価値向上
- 印象アップによる顧客満足度の向上
企業のブランディング強化
オリジナルクッション封筒を利用すれば、商品の発送時から自社のブランドを顧客にアピールできるため、企業のブランディング強化につながります。また、統一感のあるデザインを用いることで、ブランドイメージの確立・浸透が図れるでしょう。
企業ロゴやブランドカラーを一貫して使用することで、顧客の記憶に残りやすくなり、ブランドの印象を強く植え付けられます。さらに、オリジナルクッション封筒を活用することで、ブランドの独自性をアピールでき、競合他社に埋もれることなく顧客の注目を集めることも可能です。
商品の付加価値向上
オリジナルデザインの封筒は、中身の商品をより魅力的に演出する効果があります。
ありきたりの既製品の封筒ではなく、こだわりを感じさせるオリジナルデザインの封筒を使用すれば、商品の価値をより一層引き立てられるでしょう。ロゴやブランドカラーを効果的に配置したデザインなら、一目で企業のイメージが伝わり、商品に対する好印象にもつながります。
印象アップによる顧客満足度の向上
オリジナルデザインのクッション封筒は、商品を手にした瞬間の印象を大きく左右します。
魅力的なデザインの封筒は、商品への期待感を高め、開封時のワクワク感を演出します。顧客は、自分への特別な贈り物を開けるような気持ちになるでしょう。
オリジナルのクッション封筒は単なる梱包材ではなく、顧客の心理に働きかけ満足度を高める重要なアイテムです。送り手のこだわりとセンスの良さが伝わることで、ブランドイメージが高まり、リピート購入につながる可能性も高まるでしょう。
オリジナルクッション封筒作成の流れ
オリジナルのクッション封筒を作成する流れは、下記の通りです。
- 目的とサイズの決定
- デザインの作成
- 業者の決定
- 見積りとサンプルの確認
1.目的とサイズの決定
オリジナルクッション封筒を作成する際は、まず封筒の目的を明確にすることが重要です。何を送るための封筒なのかによって、必要なクッション性や封筒の強度が異なります。
例えば、電子機器を送る場合は、衝撃から守るためにしっかりとしたクッション性が求められます。
化粧品を送る際は、見た目の美しさにもこだわりたいところなので、ブランドイメージにマッチした紙や加工にこだわった美しい印刷が必要です。封筒の目的が明確になったら、次は内容物の大きさに合わせて封筒のサイズを決定します。内容物がぴったり収まるサイズを選ぶことで、送料などのコスト削減につながるでしょう。
2.デザインの作成
デザインの作成にあたっては、企業のブランディングに合致した魅力的なデザインを心がけましょう。
具体的には、下記の要素を決定し、デザインに反映させましょう。
要素 | 内容 |
企業ロゴ | ・クッション封筒の目立つ位置に配置 ・ブランドの認知度向上につなげる |
テキスト | ・企業名、住所、キャッチコピーを適切に配置 ・読みやすく印象的なフォントを選択 |
グラフィック | ・商品イメージと合った図柄やイラストを使用 ・デザインに奥行きを持たせる |
カラースキーム | ・企業のブランドカラーを基調とする ・統一感のある配色を心がける |
デザイン案が完成したら、社内の関係者と共有し、フィードバックを受けます。様々な視点から意見をもらうことで、デザインの改善点が洗い出せます。必要に応じて、デザイン案の修正を行い、最適なデザインを追求しましょう。
3.業者の決定
オリジナルクッション封筒の実績が豊富な業者を選定し、3〜5社程度に絞り込みます。
各社のサイトや資料で対応可能な印刷方法やサイズ、料金体系などを確認しましょう。その上で、問い合わせを行い、詳しい内容をすり合わせます。
確認すべき主なポイントは下記の通りです。
- 料金体系(版代、印刷費、封筒代など)
- 対応可能な印刷方法(オフセット印刷、フレキソ印刷、デジタル印刷など)
- 納期(デザインの調整期間、製造期間など)
- 目的のサイズやデザインへの対応可否
- 最低ロット数
- 封筒のクッション性や強度
各社の回答を比較し、自社の目的やニーズに最も合致する業者を選定します。
4.見積りとサンプルの確認
デザインが確定したら、選定した業者に見積りを依頼します。
見積りの際は、下記を業者に伝えます。
- デザインファイル
- 希望する数量 ・納品希望日
- その他特記事項(封筒のサイズ、クッション性、印刷方法など)
上記情報で合意が取れれば、試作サンプル品を作成してもらいましょう。サンプル品を手に取って確認することで、デザインの仕上がりや封筒の質感・強度などを確かめられます。修正点があれば、業者にフィードバックを行い、再度サンプル作成を依頼します。サンプルの品質に問題がなければ、本番の製造に進み完成です。
オリジナルクッション封筒の活用例
オリジナルクッション封筒は、特にEC販売で大きな効果を発揮します。
EC販売では、店舗のように直接顔を合わせての接客ができないため、商品を手にした瞬間の印象が重要になります。梱包の質感やデザインは、顧客満足度に直結する大切な要素といえるでしょう。
EC販売でオリジナルクッション封筒を活用するメリットは、下記の通りです。
- ロゴやブランドメッセージを印刷することで、顧客の目に特別な商品として映る
- 受け取った時の印象がアップし、リピート購入や前向きな口コミにつながる
- 商品に合わせたデザインで、競合他社との差別化が図れる
- キャンペーンや季節に応じて、デザインを変更することで特別な印象を与えられる
オリジナルクッション封筒を作成し、EC販売の競争力アップにつなげましょう。
オリジナルクッション封筒のデザインポイント
オリジナルのクッション封筒をデザインする際のポイントは、下記の4つです。
- 企業ロゴやブランドカラーを取り入れる
- 企業名や住所を配置する
- 商品イメージと合ったデザインにする
- シンプルで洗練されたデザインを心がける
企業ロゴやブランドカラーを取り入れる
企業ロゴやブランドカラーを取り入れる際は、視認性の高い場所への配置がポイントです。
具体的には、下記への配置が考えられます。
- 封筒の表面中央部:最も目に留まりやすい場所
- 封筒の裏面上部:視認性の高い場所の一つ
- 封筒の開封部分:顧客が手に取った際に真っ先に目に入る場所
企業ロゴやブランドカラーの配置を工夫することで、オリジナルクッション封筒の魅力が高まります。ただし、配置する要素が多すぎると、デザインが煩雑な印象になってしまう恐れがあります。ロゴを目立たせつつ、全体的にシンプルで洗練された印象に仕上げることが重要です。
企業名や住所を配置する
企業名や住所、連絡先などの情報は、オリジナルクッション封筒の重要な要素です。
配置のポイントは、下記の通りです。
項目 | 内容 |
配置場所 | ・封筒の表面や裏面の余白部分などに配置する ・封筒の端や折り目部分は避ける ・顧客が一目で情報を認識できる位置にする |
情報の優先順位 | ・最も重要な情報から順に、読みやすい位置に配置する ・企業名を最も目立つ場所に配置 ・住所、電話、番号、メールアドレスなどを記載する |
フォントサイズと書体 | ・あまり小さすぎると読みづらくなるので注意する ・書体は読みやすさを重視し、シンプルで明瞭なものを選ぶ ・装飾的すぎる書体は避ける |
デザイン全体との調和も意識しながら、最適な配置を検討しましょう。
商品イメージと合ったデザインにする
商品イメージと合ったデザインにすることで、商品の価値を高め、ブランドイメージを強化できます。
例えば、高級感のある商品なら、ゴールドやシルバーの箔押しなどを用いて上品な印象にできます。
また、ポップな商品の場合は、ビビッドなカラーなどを用いて楽しげな雰囲気を醸し出すのが効果的です。
商品の特徴を的確に捉え、視覚的に表現することで、受け取った瞬間に商品の魅力が伝わるデザインになります。
シンプルで洗練されたデザインを心がける
オリジナルクッション封筒のデザインは、シンプルで洗練された印象を心がけることが大切です。
情報を詰め込みすぎず、ロゴやテキストの配置に十分なスペースを取ることで、すっきりとした仕上がりになります。
また、カラーは2〜3色程度に抑え、統一感のある配色にするのがポイントです。シンプルで洗練されたデザインを目指し、顧客満足度の高い封筒を作成しましょう。
オリジナルクッション封筒の作成ならユニオンキャップがおすすめ
株式会社ユニオンキャップは、日本で初めて一体型クッション封筒を開発した企業です。
ユニオンキャップのクッション封筒は、環境に配慮しており、分別廃棄やリサイクルが容易な素材を使用した製品となっております。
同社は、長年の実績と高い技術力を持ち、お客様のニーズに合わせたオリジナルクッション封筒の作成を承っています。
オリジナルのクッション封筒作成をお考えの方は、ぜひユニオンキャップをご検討ください。
既製品への印刷の対応可能
ユニオンキャップでは、インクジェットプリンターによる既製品への印刷ができます。
インクジェットプリンターを用いることで、版の作成が不要となり、少ない枚数からオリジナル印刷が可能です。また、デジタルデータから直接印刷できるため、版代がかからず印刷費用を抑えられるというメリットもあります。
ユニオンキャップでは1ケースから対応可能なため、お気軽にご相談ください。
クッション封筒のオーダーメイド発注が可能
ユニオンキャップでは、クッション封筒のオーダーメイド発注に対応しています。
お客様のニーズに合わせて、ロット数や紙の種類、カラー、サイズなどを自由にカスタマイズできます。
項目 | 内容 |
オーダーメイドのロット数 | ・1,000袋から依頼可能 ・小ロットにも対応可能 |
紙の種類とカラー | ・お客様のお好みで選択可能 ・製品イメージに合わせた選択が可能 ・用途に応じた最適な紙を提案 |
サイズ | ・口幅: 120~800mm ・天地: 175~490mm ・(フラップ部分を除く)5mm単位で設定可能 ・大きさや形状に合わせてサイズを作成可能 ・最適なサイズのため、配送料金の節約が可能 |
ブランドイメージを反映した封筒で、商品の魅力を最大限に引き出しましょう。
クッション封筒の依頼ならユニオンキャップ
本記事では、オリジナルクッション封筒のメリットや作成の流れ、デザインのポイントを解説しました。
オリジナルクッション封筒は、ブランディング強化や商品の付加価値向上、顧客満足度アップに効果的です。オリジナルクッション封筒を作成する際は、封筒の目的とサイズを明確にし、企業のブランディングに合致した魅力的なデザインを心がけましょう。企業ロゴやブランドカラーを目立つ位置に配置し、商品イメージと合ったデザインにすることがポイントです。
オリジナルのクッション封筒作成をお考えの方は、ぜひユニオンキャップをご検討ください。